リニアモータ制御
弊社ドライバはモータを選びません。
同期型リニアモータ、ボイスコイル型リニアモータも回転型モータと同じように制御できます。
その他特殊モータについてもご相談下さい。
エンコーダはオプションにて各社のエンコーダに対応します。
PCからの制御
通信 | RS232C(最大38400bps、6軸 マルチドロップ式リンク) |
通信 (ネットワークモデル) |
Ethernet(最大100Mbps、26軸) USB(最大12Mbps、26軸) |
MOV2コマンド |
移動命令(P=XXX等) 25種 制御モード命令(VEL、INCなど) 25種 ステータス要求(POS、ALMなど)70種 パラメータ設定、データロギングなど各種コマンドを用意 |
movoNT |
MOV2コマンドを使用しドライバを簡単に操作。 USBシリアル変換器にも対応します。 |
PLCからの制御
ネットワークモデルを使ってPLCからモーション制御することが出来ます。
PLCがシーケンスを制御しその中にモーション制御が組み込まれる機械システムを構築できます。
MOV2言語によってモータの動きを操作したりステータスをモニタできます。
上図は接続例です
図は三菱シーケンサによる制御の例です(クリックすると拡大されます)
通信 (ネットワークモデル) |
Ethernet(最大100Mbps、26軸) |
MOV2コマンド |
移動命令(P=XXX等) 25種 制御モード命令(VEL、INCなど) 25種 ステータス要求(POS、ALMなど)70種 パラメータ設定、データロギングなど各種コマンドを用意 |
プログラム運転
弊社ドライバにはメイルボックスオプションが搭載できます。
この機能により上位にコントローラを置かずに単独でプログラム運転が出来ます。
プログラムはパソコンで編集しドライバにダウンロードします。
ドライバのパラメータの設定や状態のモニタもソフトウェアmovoNTを使えば簡単です 。
用意されたモーションコマンドMOV2を使ってパソコンからモータをコントロールすることもできます。
メイルボックスボックス:MOV2コマンド(弊社モーション言語)を使ったPLC機能
I/O入出力、軸間同期信号、と組み合わせて様々なプログラムが可能
・最大1000ステップ
・実行速度 約3msec/行
・条件判断命令 2種
・四則演算、比較演算
・1mS タイマー
電子カム
多軸電子カムをMOVOスタンドアロンで、またはパソコン通信のオンラインで制御できます。
通信はマルチドロップ形式でのRS232Cと多軸高速同期の2通りの方法がご提供できます。
カムデータはMOVOのなかに格納することもオンラインでダウンロードすることもできます。
≪応用例≫
◆製造装置一般:機械カムからの置き換え
・MOVO内部のデータ変更のみでカム曲線を変更できるので機械構成はそのままで幾通りかの
加工・製造などが可能となります。多品種少生産では有効な手段となります。
また、機械カムのようなカム自体の経年変化が無くカム曲線はより安定したものが得られます。
マルチモードサーボ系
MOVOのサーボモードは位置決め、速度制御、加速度制御、トルク制御など目的に応じて、
サーボ系をプログラマブルに、かつダイナミックに選択運転することができます。
マルチモード・モータドライバ
MOVOは、あらゆる原理のモータ.. AC同期、DC、AC誘導、VC、ステッピング、リニア型などに
広く対応できるプログラマブルのマルチモードモータドライバです。
≪応用例≫
◆モータ駆動による機構の試験・評価・検査装置:ドライバの共通化
・出力(定格電圧/定格電流)レベルが近いモータであれば、多くのモータで
汎用ドライバMOVOシリーズを用いてドライバの共通化が可能です。
モータに合わせ専用ドライバを用意することなくMOVOであれば多くのモータがパラメータの
変更だけで制御が可能です。
試験・評価・検査装置のコストを抑えることが可能です。
軌道生成機能とフィードフォワード
MOVOは負帰還制御サーボ系に加えて、指定の運動計画軌道に基づく正確な速度、加速度、
加速トルクのフィードフォワードをつくり出します。これにより、指令パターンは帰還系への外乱
(=偏差発生要因としての)にならないため、等価的に力の操作を基本とする、1自由度のサーボ系と
みなせる構造になっています。
リニアモータ対応
パラメータの設定だけでリニアモータにもお使い頂けます。
また、「高分解能対応オプション」もご用意しておりますので高分解能リニアスケールと併せてお使い
頂くことも可能です。
各社リニアモータとの組み合わせ実績ございます。
≪応用例≫
◆高精度ステージ:高分解能リニアスケール対応